抜歯後の痛みが止まらない(抜歯後の異常疼痛)

通常、疼痛は抜歯後24時間以内に軽減しますが、2日目以降にも疼痛が続く場合は歯の破片の残存、

抜いた歯のまわりの骨の亀裂または骨折、抜歯した付近の骨の尖り、隣の歯の脱臼などが考えられますが、

抜歯後3日以内経ってから痛みが強くなった場合は、抜歯後細菌感染か、ドライソケットの可能性がありますので、

担当医師に連絡を取り、受診します。

細菌感染の場合は、抗菌剤(抗生物質)の服用が有効です。ドライソケットの場合は、抜歯した部位の骨面を

生理食塩水で洗って、乾燥させ、アネステジン添加テトラサイクン軟膏を含んだガーゼを窩内に塡塞します。

2週間程度で疼痛は消失します。

痛みが強いときは鎮痛剤を服用します。

※ドライソケットとは

抜歯後の傷に血の塊(血餅)が見られず、傷口が露出した状態になり、強い痛みがある状態を言います。

下顎の親知らず(智歯)の抜歯後に見られることがあります。通常は抜歯後に麻酔が切れると痛みが出ますが、

その後は徐々に痛みが弱くなっていくのが普通です。

しかし、ドライソケットの場合は、抜歯後2~3日してから次第に痛みが強くなります。

治るまで2週間くらいかかります。

ドライソケットの原因には、抜歯後の強いうがいにより、血餅が脱落してしまう事や、細菌感染による

炎症で血餅が溶解することなどがあります。

ドライソケットの治療は抜歯後の骨の穴(抜歯窩)をよく洗浄してから抗菌剤軟膏を塗布した

ガーゼを抜歯窩に塡塞して痛みをおさえ、自然治癒を待ちます。

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恵比寿歯科クリニック(一般歯科・矯正歯科・審美歯科・矯正歯科・インプラント)

〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-10-10若葉西ビル3階

☎03-5489-5557

日比谷線恵比寿駅 4番出口より徒歩1分い

JR恵比寿駅 西口より徒歩3分

東急東横線代官山駅 徒歩9分

土曜・日曜も診療

平日夜20時まで

各種保険適用

1Fにauショップがございます。エレベーターで3Fまでお上り下さい。

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抜歯後の出血が止まらない(抜歯後の異常出血)

抜歯後に少量の出血があるのは、特に異常なことではありません。しかし、いつまでも出血が続く場合は、

局所的な原因によるものとがあります。

局所的な原因によるものには、歯の周りの粘膜の損傷、歯の周囲骨の骨折、骨内の血管損傷・破綻、

歯の周りの肉芽組織の不十分な掻爬などがあります。全身的な原因によるものには、血液疾患(白血病、

血小板減少症、血友病など)、肝疾患(肝硬変、肝がんなど)、抗凝固剤(ワーファリンカリウムなど)や

抗血小板剤(アスピリンなど)の内服などがあり、持続性の出血が見られます。

抜歯後に出血が止まらないときは、強くうがいをすると、かえって出血を促すことがありえますので、

強いうがいは行わないようにします。抜歯した部位に堅く丸めた清潔なガーゼなどを置いて、

30分程度強く噛み続けます。このとき噛む力を緩めたり、ガーゼをはずしたりしないようにして下さい。

それでも血が止まらないときは、抜歯した歯科医院で止血の処置を受けましょう。

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親知らずが痛む(智歯の疼痛)

親知らず(智歯)は、一般的に上下左右4本あると言われていますが、欠損している人もあり、

必ずしも4本あるとは限りません。

生える(萌出)時期は20歳前後と言われていますが、早い人では高校生時代から生え始める人もおり、

人によって異なります。

また、智歯は歯列の最後方に位置し、萌出場所の不足、萌出方向の状などにより、真横や斜めになり、

骨に完全に埋まっていたり(完全埋伏)、あるいは大部分が骨に埋まり、一部だけが歯肉から出ているような

場合(不完全埋伏)もあります。特にこの傾向は、上あご(上顎)より下あご(下顎)の智歯に著明です。

このように、必ずしも他の歯と同様に萌出するとは限りません。むしろ完全に萌出し、上下の智歯がかみ合っていることの方が

珍しいくらいです。そのため、智歯やその周囲は歯ブラシが届きにくいばかりでなく、自浄性も悪いことから

清潔不良になり、むし歯(齲蝕)や歯の周囲の炎症を起こしやすくなります。

したがって、智歯が痛むのはむし歯がひどくなった時と智歯のの周囲組織に炎症(智歯周囲炎)が生じた場合です。

齲蝕の場合には歯が黒くなって崩れたり、穴があくような変化をともなっていますが、歯肉は正常なことが多く、

鎮痛剤で痛みが軽減します。しかし、葉の神経の処置をしない限り鎮痛剤の効果が切れると、

また痛み出しますので歯科医院で処置を受ける必要があります。

さらに、ひどくなると智歯の根の先端から骨に細菌性の炎症が及び、歯肉にも炎症の症状を現すようになりますので、

鎮痛剤で痛みをおさえるばかりでなく、骨の炎症をおさえるような抗菌剤も必要になります。

放置することにより骨の炎症も広がり、入院しなければならないこともあります。

智歯周囲炎は、上顎の智歯では下顎ほどの歯の萌出部位の条件が悪くないため頻度は少なく、多くは下顎に

発症します。前述のように、様々な程度に埋伏していることが多く、第二大臼歯と智歯の間の隙間や智歯の後ろに

できるポケットに炎症を起こしやすいからです。

また、歯肉も他の歯の場合と異なり丈夫な粘膜ではありません。智歯周囲炎を発症すると、

智歯の周囲が赤く腫れたり(発赤・腫脹)、口が開きにくくなります(開口障害)。

痛みが強い時には鎮痛剤を服用しながら歯の周りを洗浄し、最近生の炎症を抑えるために抗菌剤が

必要となります。この智歯周囲炎は一旦症状が落ち着いても再燃を繰り返しますので、抜歯が適応となります。

注意しなければならないのは、この下顎智歯周囲炎は重症化しやすいことです。

重症化すると周囲の組織である舌の下(口腔底)や首(頸部)あるいはのど(咽頭)のほうに細菌性の炎症が

広がり、著しい開口障害のため飲食ができなくなったり、腫脹のために息がしづらくなる(気道閉塞)ことがあります。

したがって、智歯周囲炎を発症した場合にはなるべく早く、歯科医院や口腔外科のある病院に行き、

適切な処置を受けましょう。

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親知らずは全て抜いた方が良いのか

親知らずだから全て抜くというのではなく、正常に生えて機能している場合や、手前の奥歯などが

抜けてしまってない場合などはその部分を補うためのブリッジや入れ歯の土台に利用できるため、

残しておいた方が良いこともあります。

親知らずを抜くというのは決して気軽な行為ではなく、処置によりその後に腫れや痛みなどの不快な症状が

生じたり、また少なからずリスクを伴います。そして歯を抜くという行為は取り返しがつかないので、

抜くメリットとデメリットについて歯科医師と十分に相談してから決断すべきです。

✿抜いた方が良い場合

1.親知らず自体あるいは手前の歯もむし歯になってしまった

親知らずは一番の奥の歯なので治療器具が届きにくく、その後の手入れも困難です。

また、治療ができたとしても再びむし歯になる可能性があります。また、手前の二大臼歯もむし歯になって

しまった場合は、すみやかに親知らずを抜いて第二大臼歯のむし歯を処置する必要があります。

長期にわたって放置すると第二大臼歯までも悪くなりすぎて抜くことになる恐れもあります。

2.横向きに埋まっていて前方の歯に障害を及ぼしている

親知らずが横向きに埋まっていると智歯周囲炎や手前の第二大臼歯の吸収(歯の根が溶かされるように

浸食されること)を引き起こすので、親知らずを抜くことが多いです。

しかし、手前の第二大臼歯の吸収が進み過ぎると注意が必要です。

3.いつも食べ物がつまる、歯肉の腫れ、痛みを繰り返している

親知らずが中途半端に生えていて、歯の一部だけが見えている場合は食べ物が詰まりやすく、

不潔となり周囲の歯肉に炎症を起こしやすくなっているため、腫れや痛みを繰り返します。

4.骨の中に完全に埋まっているが、エックス写真で袋のような影がみられる

このような状態の病気を嚢胞と言い、病気の発育により顎の中の神経を圧迫したり、膿の袋を

作り、患部に痛みや腫れを生じます。

✿抜かなくても良い場合

1.親知らずが上下できちんと生え、かみ合っている。

親知らずが顎に直立して生え、お互いに噛んでいる場合。

2.顎の骨の中に完全に埋まっていて問題がない。

親知らずは顎の骨の中に完全に埋まっている状態です。この親知らずは周りの歯や骨に悪い影響を

与えることはないと考えられ、痛みや腫れなどの症状がなければ直ちに抜く必要はありません。

3.入れ歯やブリッジの土台として親知らずが必要

ある程度まっすく生えている親知らずは、前方にある第一大臼歯や第二大臼歯をなくした場合でも、

削ってブリッジの土台に使ったり、入れ歯のバネをかけることができるため、残しておいた方が

良いこともあります。

4.矯正治療で親知らずを正しい位置に動かすことができる

親知らずの生える方向が悪くても矯正治療によりきちんと噛めるように治すことができます。

ただ、矯正治療は歯を動かす治療ですがどのような状況でも可能とは限りません。

矯正治療で治せるかどうかは歯科医師にご相談ください。

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親知らずの病気

親知らずは歯肉に部分的に被ったままになることにより不潔になりやすく、歯肉の炎症を

起こしやすい状態となってしまいます。これを智歯周囲炎(ちししゅういえん)と呼び、

20歳前後の人に発生する頻度の高い疾患です。智歯周囲炎が周囲の軟組織や顎骨(がっこつ:顎の骨)

に広がると顔が腫れたり、口が開きにくくなったりすることがあります。

この智歯周囲炎になった場合は、抗菌薬(化膿止め)や消炎鎮痛薬(痛み止め)の投与、

さらにはうがい薬などを併用して炎症を鎮めた後、歯肉弁切除(被った歯肉を切除)を行い、様子を

見るといった場合もあります。しかし、親知らずの生える方向が悪かったり、炎症を繰り返しているような

場合は、抜歯することが適当と考えられます。

親知らずの抜歯は正常に生えている場合には、普通の歯を抜くのと同様に比較的簡単に抜くことができます。

しかし、親知らずの大部分が骨の中に埋まっていたり、歯の根っこの形が複雑だったりすると、

歯肉を切開したり、骨や歯を削ったりするため抜歯するのにもかなり注意と手間が必要となります。

なお、親知らずの状態や患者さんに持病があったりする場合、入院や全身麻酔下での管理が必要となる場合も

あります。

埋伏した親知らずの歯の周りにエックス写真で袋のような影が確認される場合があり、

このような状態の病気を嚢胞と言います。嚢胞は一般に無症状を経過しますが、感染(化膿すること)による

痛みや病変の拡大に伴う顎骨の腫脹(腫れ)を生じることもあります。

基本的には良性の病変ですが、腫瘍と鑑別診断が必要であり、病変の一部を切除するか、親知らずとともに

全摘出した上で、病理検査を行うことをお勧めします。

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