生活習慣の改善で歯周病にリスクファクターを取り除く

✿喫煙

タバコの煙の中には、タール、一酸化炭素、ニコチンをはじめとして、数多くの有害物質が含まれています。

タールはヤニとして歯に付着し、さらにその上にプラークが付着しやすくなります。

一酸化炭素やニコチンは、病原菌に対する抵抗力を低下させるとともに、歯ぐきの腫れを隠したり、

傷口を治りにくくするために、歯周病を重篤化させます。よって、歯周病の治療に際しては禁煙が必要となります。

✿よくかむこと(肥満防止)

早食いは食物をたくさん食べる事につながります。ゆっくりと良くかんで、唾液と食べ物をしっかりと

混ぜながら食事を楽しむことが大切です。

✿食生活の見直し(食育)

線維の多い野菜、ビタミンA,C,Dの豊富な食べ物や野菜、果物をとり、栄養のバランスのとれた

食事を心がけましょう。

✿ストレスの解消

日常生活でのストレス解消のため、ジョギング運動、アロマ療法、音楽療法などを試みたりして、

リラックスすることも大切です。

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恵比寿歯科クリニック(一般歯科・矯正歯科・審美歯科・矯正歯科・インプラント)

〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-10-10若葉西ビル3階

☎03-5489-5557

日比谷線恵比寿駅 4番出口より徒歩1分

JR恵比寿駅 西口より徒歩3分

東急東横線代官山駅 徒歩9分

土曜・日曜も診療

平日夜20時まで

各種保険適用

1Fにauショップがございます。エレベーターで3Fまでお上り下さい。

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歯周病予防ー歯ブラシのサポーターー

歯と歯の間、歯の一番奥の部分、被せ物やブリッジが入っている部分など、歯ブラシだけでは汚れが

取りにくい部位があります。そんな場所には補助清掃器具を使います。これは、歯ブラシをサポートする

役割を果たすことから、よくサポーターに例えられます。

☆歯間ブラシ

歯と歯の間の歯ぐきを傷つけないように歯間ブラシをゆっくり入れ、歯の側面に押し当て10回前後ゆっくりと

動かします。気を付けるのは強く当てすぎないこと、両側の歯の面を磨くことです。

最初は鏡を見ながら使いましょう。また太すぎたり、細すぎたりするものはかえって歯ぐきを傷つけたり

歯の面を削ってしまうことがあるので、適切な太さの物を選びましょう。

☆部分磨き専用歯ブラシ

普通の歯ブラシではブラシのヘッドの部分が大きすぎて、磨きにくいことがあります。

奥歯の後ろ側、歯並びが悪い場所などに有効な器具です。

☆デンタルフロス(糸ようじ)

歯と歯の間を磨く場合で、特に歯間ブラシが入らないような狭い場所に用います。歯と歯の間に糸を

歯ぐきを傷つけないように差し込み、ゆっくりと歯の面に合わせて上下に動かします。

その際、歯ぐき側に動かすときは細心の注意で歯ぐきに当てすぎないようにして、次に歯の噛む側に向けて

動かしていきます。

これらの歯ブラシや補助清掃器具の選択法、正しい使用法については、知識が豊富な歯科医師や歯科衛生士

に相談し、正しい使い方を習って下さい。

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歯周病予防ーセルフケアでできることー

歯周病の治療は、本人が病気を治そうという努力のセルフケアと、歯科医師や歯科衛生士による

治療のプロフェッショナルケアに大きく分けられます。

歯周病の原因は細菌性プラークです。よってこれを確実に取り除く「プラークコントロール」を

修得することがとても大切です。プラークコントロールの基本は毎日の歯みがきです。

✿自分にあった歯みがきの方法を修得する

適切な歯ブラシの選び方

・毛足はストレートで毛束は3~4列ぐらいで清掃しやすく、通気性のよいもの

・健康な人は歯ブラシの硬さは普通、歯ぐきに炎症がある場合は柔らかめのもの

・歯ブラシの持ち方は、鉛筆を持つようなペングリップ

✿磨き方

歯の磨き方の基本は、一歯ずつ丁寧に磨くことです。でも、ご自分に適した磨き方があるのです。

歯科医師・歯科衛生士に指導してもらい、自分の磨き方を修得しましょう。

・スクラッビング法

歯の外側(ほっぺた側)は歯ブラシの毛先を歯に直角にあて、軽い力で小刻みに動かします。

歯の内側(舌側)は45°にあてて同じように動かします。歯ぐきが健康な人向きです。

・バス法

歯の外側も内側も、歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に向けて45°の角度にあて、

軽い力で小刻みに動かします。歯ぐきに炎症がある方向きです。

適切な歯みがきのコツは、歯を磨き始める順番をきちんと決めて、道草しないように順序よく

歯ブラシを動かしていくことです。その都度、自分が当てている歯の形や場所をイメージしながら

丁寧に磨きましょう。

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歯周病の進行とその種類

歯周病は大きく分けて、歯肉炎、歯周炎とがあり、さらにかみ合わせに関係する咬合性外傷に分けられます。

✿歯肉炎

歯周病の初期の段階では、炎症が歯と歯ぐき(歯肉)に限局し、歯と歯ぐきの境目が赤く腫れたり、

触れると出血したりします。健康な状態と比較して歯ぐき(歯肉)が腫れて盛り上がりますので、

歯肉溝が深くなり、これを歯肉ポケット(仮性ポケット)と呼びます。この段階では、炎症は歯の頸の部分に

限られているので、早く発見して、歯と歯ぐきの周りのプラークを歯ブラシで一生懸命除去すれば、

健康な状態に戻すことが可能です。

✿歯周炎

歯肉炎がさらに進行した状態です。歯ぐきの腫れや出血だけでなく、歯と歯ぐきの境目の部分が壊れて

隙間が深くなり、歯周ポケット(真性ポケット)を形成します。プラークがさらにこの隙間に沿って

侵襲すると、根の先の方へとさらに破壊が進行していきます。そうすると歯を支えている歯根膜線維や

歯槽骨が壊されて、歯がぐらぐらと揺れるようになってきます。症状としては、歯の揺れの他に、

歯ぐきの腫れ、出血、ポケットからの排膿、口臭などがみられるようになります。

一般的に慢性歯周炎の病名で、その進み具合から軽度・中等度・重度に分けられます。

歯ぐきの炎症が急激に生じると、急性症状として高度な腫れや強い痛みを伴うことがあります。

✿咬合性外傷

歯のかみ合わせが原因で生じる歯周組織の病変のことです。一次性咬合性外傷と、二次性咬合性外傷があります。

一次性咬合性外傷は歯周病に罹っていない歯に起こるものです。歯ぎしりやかみ合わせの高い被せ物を入れたり

した場合、特定の歯に過剰な力が加わることになります。そうなると歯の周りの組織がそれを無理に受け止めようと

して、歯と歯槽骨の間にある歯根膜という組織が広がり、歯がわずかに揺れるようになったり、かみ合わせの時、

痛みが出ることがあります。二次性咬合性外傷は歯周炎が進行して歯に起こるものです。歯周炎で支えている

歯槽骨が少なくなると、歯周組織が健康な時と比較して普通のかみ合わせの力でもきちんと受け止めることが

できなくなります。よって、かんだ時に歯が大きく動いたり、かんだ時に痛みが出たりします。

じずれの咬合性外傷の場合も、その原因を突き止め、対応する必要があります。

✿特殊な歯周病

歯周病は基本的にはプラークが歯ぐきに炎症を引き起こし、慢性的に進行する病気ですが、

その状態を全身疾患、薬の副作用、性ホルモンの異常、異常なストレスや栄養不良、遺伝、全身の症候群などが

修復して特殊な病変を作り出すことがあります。このような状態を特殊性歯肉炎または歯周炎と呼びます。

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歯周病と全身との関わり

歯周病に慢性的に罹っていると、様々な全身の病気に罹る危険性を高めることが知られています。

歯周病のある場所には、歯周病原性細菌とその細菌が産生する毒素、炎症のある場所で作られるプロスタグランディン

やサイトカインなどのケミカルメディエーターが存在し、歯周病が悪化するに従い、その量も増えてきます。

これらのものが歯肉の毛細血管を通じて全身に搬送されると、心臓血管疾患、脳卒中(脳梗塞)、糖尿病の悪化、

低体重児出産などを引き起こす危険性を高めることがわかってきました。また、唾液の中に混じった

歯周病原性細菌を含む細菌や誤って気道から気管支、肺の方に入ると、気管支炎、肺炎(誤嚥性肺炎)の原因とも

なります。さらに歯周病は肥満やメタボリックシンドロームとの関連も言われるようになっています。

よって歯周病の予防や治療は、全身の様々な病気の予防や治療に役立つことにもなり、健康な生活を

送るためにとても大切なことです。

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