歯周病の自覚症状

歯周病の初期である歯肉炎には自覚症状がほとんどないか、あってもごく軽微です。

歯周病が進行していくと、さまざまな症状が出てきます。

・歯を磨く時、歯肉から血が出る。

・口臭がある。

・歯の間に食べ物がはさまりやす。

・起床時に口の中がねばついて不快である。

・歯肉がむずかゆいときがある。

・歯が浮いた感じがする。

・歯肉が充血して赤い、腫れている、痛みがある。

・歯肉を押すと血や白く臭い膿が出る。

・歯が以前より長くなったような気がする。

・冷たい物でよく歯がしみる。・歯がグラグラ動く感じ。

この中でも患者さんにとって最も困った症状は、歯がグラグラしてきて物が食べられなくなることでしょう。

歯周病は歯を支えている歯槽骨が破壊されていく病気ですから、病状が進行すると支えている骨が

すっかり溶けてしまい、歯を支えることができなくなってしまいます。

破壊された骨やその周りの組織は膿となって、口の中に漏れ出していきます。

ですから歯周病のことを歯槽から膿が漏れる状態、すなわち「歯槽膿漏」と呼んでいました。

そのときにに出る独特の悪臭を「膿漏臭」と呼び、人が嫌悪する最悪の臭気の一つとされています。

そうなりますと、どんな歯周病の名医でも、歯を救うことは出来ません。

結局は自然に脱落するか、抜歯することになりますが、たくさんの歯が歯周病に罹患しているとなると

その後が大変です。

歯が無くては物が食べられませんので、入れ歯やブリッジを入れることになります。

しかし、それらを支える歯も歯周病で十分な歯槽骨の支えがないと、またぐらぐらになって抜けてしまいます。

まるで足を踏み外して階段から転げ落ちるような止める事の出来ない悪循環に陥ります。

歯を抜いては入れ歯を入れ、また抜いて入れ歯、そんな状況が十年あるいはそれ以上続くことを想像してください。

そして、最後は総入れ歯になりますが、その時は歯槽骨もすっかり痩せてしまっていますので、

具合の良い入れ歯も難しいです。

もう一度上記の歯周病の症状を見て、心当たりがありましたら、ぜひ受診ください。

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恵比寿歯科クリニック(一般歯科・矯正歯科・審美歯科・矯正歯科・インプラント)

〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-1-10若葉西ビル3階

日比谷線恵比寿駅 4番出口より徒歩1分

JR恵比寿駅 西口より徒歩3分

東急東横線代官山駅 徒歩9分

土曜・日曜も診療

平日夜20時まで

1Fにauショップがございます。エレベーターで3Fまでお上り下さい。

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歯周病の検査

▼プラーク、歯石の状態

歯周病は特殊な細菌による感染症ですから、感染の状態がどうなっているのか調べることが

検査の中心になります。この歯周病を引き起こす細菌を媒介するのがプラーク(歯垢)です。

ですから、なにより最初に歯の周りにこのプラークが付いていないか、あるいはプラークがつきやすい

環境をつくている歯石がないかを詳しく調べます。

▼歯周ポケットの検査

歯周組織に初期の感染が生じると歯肉の縁(辺縁部)に炎症が起こります。歯肉が赤くなったり、

少し腫れたりします。そして、徐々に感染が進行するにしたがって歯肉の内側にまで炎症が波及し、

歯と歯肉の間にポケット状の裂け目ができます。これを「歯周ポケット」と呼びますが、それが深いほど

歯周病は進行しているということができます。

そこで、歯周病の検査ではまず、この歯周ポケットの深さを特殊な器具で計ります。健康な人でも

歯と歯肉の間にはわずかなすき間があります。これを「歯肉溝」と呼びますが、これはせいぜい2㎜程度までで

病的な歯周病ポケットとは全く違うものです。

それ以上深くなりますと、歯周ポケットである可能性が強く、歯周病に罹患している危険性が高くなります。

この歯周ポケットを検査するときに、同時に歯周ポケットの底の部分の炎症状態も知ることができます。

プロービングによってポケットから簡単に出血するようでしたら、ポケットの内部は強い炎症状態にある、

と判断できるわけです。

▼エックス線(レントゲン)による検査

エックス線による検査も歯周病の診断には重要です。エックス線写真から、歯を支えている骨がどのくらい

破壊されているか、どこの部位に歯槽骨の破壊が存在するのか、などいろいろな情報をこの検査で知ることが

できます。

エックス線の検査は上下の歯と歯槽骨の状態を総覧的に見る事のできる「パノラマエックス線撮影」と、

数歯の歯を詳しく観察できる「デンタルエックス線撮影」の両方を用いて診査していきます。

▼噛み合わせの検査

歯周病のもう一つの問題として噛み合わせがあります。噛み合わせの不調が直接的に歯周病を引き起こす

こともまれにはありますし、歯周病に罹患した状態でかみ合わせが悪いと歯周病は通常よりはるかに早く、

重篤に進行してしまいます。

ですから、噛み合わせの検査も大切になります。例えば、噛み合わせようとするときや、左右あるいは前の方に

下顎を動かそうとすると一カ所だけ強く、早く歯同士が接触してしまう、などの症状は噛み合わせによる

暴力的な力が加わっていて歯周組織を破壊する原因になります。

そのような状態を「咬合性外傷」と呼びますが、上下に歯列模型を使ったり、実際に患者さんの噛み合わせを

検査したり、異常な歯の動揺がないか、など、詳しく咬合性外傷に関する検査を行います。

歯周病の検査で得られた歯周病の原因因子、進行状態、歯周組織の破壊の程度などを総合的に判断して、

治療方針を決める手立てにします。

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補助清掃用具

歯ブラシの毛先が届かないようなところをみがくのが、補助清掃用具の役割です。特に歯と歯の間(歯間部)は

汚れが落ちにくい部分ですが、そこの汚れをとりやすいように工夫をした道具があります。

歯間部が狭い人向きにはデンタルフロス、広い人向きには歯間ブラシがあります。歯間ブラシは、歯間部の広さによって

太さを5~6種類程度使い分けることができます。

その他、歯の凹凸が大きい部分、歯がない部分を補うブリッジを被せてあるところなどには

インタースペースブラシやタンデックスソロ、シングルタフトブラシ、スーパーフロスなどを使う場合も

あります。また一番奥の歯や親知らずの側面を磨くのにはそれらに加えてエンドタフトなどが便利です。

歯ブラシだけでは、汚れが取りきれない場合がほとんどですので、どんなものを選んだら良いか、

歯科医師や歯科衛生士に相談し、自分に合った補助清掃用具を見つけましょう。

そして正しい指導を受け、歯ブラシのサポーターとして上手に使いこなすことがポイントです。

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歯ブラシの選び方

自分に合った歯ブラシを選ぶことは、むずかしいものです。

一般的に良い条件を兼ね備えたブラシは、まず横から見て、歯ブラシの毛の生えている部分の幅は、指2本分程度

(25mm~30mmぐらい)が適切です。

そして上から見て、毛束は3列ないし、4列植えてあり、毛の材質はナイロン製のものが良いでしょう。

硬さは、歯肉が健康な人なら普通か、硬めのものがよいのですが、歯ブラシを歯に当てる力が強すぎる人は、

歯を擦り減らしたり、歯肉を傷つける原因となってしまいます。

そのような経験のある方は硬い毛の支障は避け、歯科医師の指導を受けましょう。

また、歯周病に罹っている方なら、最初は柔らかめのものを使って、出血や痛みがなくなってきたら、普通の物に

変えていくとよいでしょう。

歯ブラシは毛先が開いたり、丸まったら交換の時期です。分かりにくい場合は、歯ブラシを裏返してみてください。

個人差はありますが目安として、1ヶ月に1本程度を基準と考えてください。

柄の形は握りやすく、適度な長さの物がよいのですが、毛先を使うみがき方のときは、ペングリップで行いますので、

それがやりやすい物を選びます。

現在、多種類の電動歯ブラシなどが市販されていますが、まずは普通の歯ブラシでみがき方の基本をしっかり

覚えてから、使うようにしましょう。

どれを選んだらよいのかがわからないようでしたら、歯科医師や歯科衛生士に相談してみてください。

電動歯ブラシは短い時間で効率的にみがけるのが利点ですが、誤った使い方をすると反対に歯や歯肉を

痛めますので、注意が必要です。

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歯周病部の歯みがき

【ブラッシング法】

歯周病予防や治療のためには、歯と歯肉との境目付近にプラークが付着しないためのブラッシング法を

覚える必要があります。この部分は、歯周病の初発部位だからです。

歯みがきの代表的な方法には、スクラッビング法やバス法があります。この方法は歯ブラシの毛の先を使い、

歯肉溝や歯の側面からプラークを取り去る方法です。

【歯ブラシの選択】

効果的な歯みがきを行うためには、自分の口に合った、大きすぎない歯ブラシを選択し、

1日に最低1回は丁寧に完全に汚れを取り除く時間を設ける必要があります。

1日に何回みがいてもよいのですが、いい加減な方法では意味がありません。

歯をみがくことと歯がみがけていることが違うことに注意しなければなりません。

歯を毎日みがいているのに歯周病やむし歯になってしまったという方は、歯科医院でみがき方のチェックを

受けましょう。

【歯ブラシの動かし方】

歯の1本1本を磨く気持ちで、まずどの歯から磨くかを決めます。一つの例として右上の奥歯のほっぺた側から始めたら、

歯ブラシを左側へ歯を1本ずつ丁寧にみがきながら移動していきます。

次に、歯の裏側を逆に右へ戻っていきます。さらに右下に移って、奥歯のほっぺた側から同じように

左へ向かって動かしていきます。

そして、裏側も同じようにみがいて戻っていきます。最後に噛む側の面をしっかりみがいたら終了です。

つまり、自分で、みがき初めの歯と、みがき終わりの歯を決めて、道草をしないようにゆっくりと丁寧に

歯ブラシを動かしていきます。洗面所などで鏡を見ながら練習してみてください。

【補助清掃用具の併用】

歯ブラシだけでみがけない場所があれば、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具を併用して、

その部分をみがくようにします。

何を使うべきか、また使い方がよくわからない場合や、痛みがあってうまくできないような場合は、

歯科医師や歯科衛生士の指導を受けましょう。

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