親知らず(智歯)だから抜歯した方が良いということはありません。
きちんと上下で噛み合っていて、食事をおするときに役立っているのであれば、むやみに抜歯する必要はありません。
ただ、現代の日本人の中で親知らずがきちんと歯列に並ぶ人は少なく、多くの場合、特に下顎の親知らずは横に傾いたり、
中途半端に生えたりしています。
この場合、下顎の親知らずの周囲の歯肉が炎症を起こしやすく、いわゆる智歯周囲炎という状態になります。
そうすると、親知らずの周囲の骨(歯槽骨)も炎症のために溶けてきてしまいます。
同時に、噛み合っていない上顎の親知らずは飛び出してきて、下顎の第二大臼歯や歯肉と当たってしまうことがあります。
そうすると顎関節にも負担がかかります。したがって、この様な場合には、親知らずを抜歯することも
やむを得ないと思います。下顎の親知らずを抜歯するに当たっては、親知らずの歯根の先端と下顎骨の中を
走る神経とが近接している場合があり、抜歯の際に神経を損傷することもあります。
このようなことを起こさないために、専門的な診察や検査を受けたうえで抜歯を行っていきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
恵比寿歯科クリニック(一般歯科・矯正歯科・審美歯科・矯正歯科・インプラント)
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-1-10若葉西ビル3階
日比谷線恵比寿駅 4番出口より徒歩1分
JR恵比寿駅 西口より徒歩3分
東急東横線代官山駅 徒歩9分
土曜・日曜も診療
平日夜20時まで
1Fにauショップがございます。エレベーターで3Fまでお上り下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・