親知らずの抜歯

親知らず(智歯)だから抜歯した方が良いということはありません。

きちんと上下で噛み合っていて、食事をおするときに役立っているのであれば、むやみに抜歯する必要はありません。

ただ、現代の日本人の中で親知らずがきちんと歯列に並ぶ人は少なく、多くの場合、特に下顎の親知らずは横に傾いたり、

中途半端に生えたりしています。

この場合、下顎の親知らずの周囲の歯肉が炎症を起こしやすく、いわゆる智歯周囲炎という状態になります。

そうすると、親知らずの周囲の骨(歯槽骨)も炎症のために溶けてきてしまいます。

同時に、噛み合っていない上顎の親知らずは飛び出してきて、下顎の第二大臼歯や歯肉と当たってしまうことがあります。

そうすると顎関節にも負担がかかります。したがって、この様な場合には、親知らずを抜歯することも

やむを得ないと思います。下顎の親知らずを抜歯するに当たっては、親知らずの歯根の先端と下顎骨の中を

走る神経とが近接している場合があり、抜歯の際に神経を損傷することもあります。

このようなことを起こさないために、専門的な診察や検査を受けたうえで抜歯を行っていきます。

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恵比寿歯科クリニック(一般歯科・矯正歯科・審美歯科・矯正歯科・インプラント)

〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-1-10若葉西ビル3階

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11月の診療日のお知らせ

11月の当院の休診日のご案内となります。 当院の休診日は木曜日・祝日が基本となっておりますが、学会や会議などの都合で変更となることがございます。こちらに毎月の予定表をアップしてまいりますのでご確認ください。

★予定表はこちら★

ご来院の際は、必ずお電話にてご予約をお願い致します。(03-5489-5557)

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抜歯後の鎮痛剤の服用

抜歯後にはほとんどの場合、痛みが出ます。

この抜歯ごの痛みは、歯の周囲の粘膜や骨に加わった傷にともなってしょうじた反応性炎症による痛みですので、

多くは一時的なものであり、鎮痛剤を服用することで収まります。

しかし、抜歯後に細菌感染した時の痛み、内出血による腫れのための痛みや、精神的な原因で痛みが強調される場合

など、単に抜歯後の痛みであっても全て鎮痛剤の服用のみでは収まらない場合もあります

また、普通の抜歯であっても異常な痛みが続く原因として、歯の周囲の骨や粘膜の損傷、抜歯した隣の歯の損傷、

抜歯後の創に骨片や異物が残っている場合などがあります。

このような場合は、ほかの薬物療法を併用します。

たとえば、細菌に感染している場合には抗菌剤(抗生物質)を服用します。

抜歯後に開口障害や、嚥下障害などの症状がある場合には、内服よりも坐薬の方がてきしています。

坐薬は吸収も早く、鎮痛効果も優れています。

坐薬にはインドメタシン、ジクロフェナク、ケトプロフェン、ピロキシカムなどがあります。

なお、鎮痛剤の種類によっては、抗菌剤との併用により重篤な副作用が現れるものがありますので、

鎮痛剤を自分の判断で服用せずに、医師に相談しましょう。

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抜歯後の抗生物質の服用

抜歯を行うと、細菌が傷口から血液中に侵入して、一過性に体内を回ります。

これを菌血症と言います。通常はその人の持つ免疫力によって、この細菌は数分から数十分で死滅します。

しかし免疫力の低下で、すなわち生体の感染防御機能が弱い状態では最近が死滅せずに重篤な感染症である

敗血症や感染性心内膜炎などを引き起こすことがあります。

また、抜歯をきっかけに顎骨骨炎、口底蜂巣炎、上顎洞炎などの炎症を引き起こすこともあります。

したがって、これらを予防するために抜歯後に抗菌剤(抗生物質)を投与することがあります。

生体の感染防御機能が弱っている状態とは、高齢、過労、血液疾患、糖尿病、膠原病、抗がん剤投与中、

免疫抑制剤や副腎皮質剤投与中、放射線治療中、および人工透析中などの状態を言います。

したがって風邪気味、睡眠不足気味、過労気味、発熱時、糖尿病、膠原病や血液疾患がコントロールされていないときは、

抜歯を避けます。

抜歯後には通常、軽度の発熱、全身倦怠感、腫脹(抜歯部位の腫れ)、および疼痛などがみられますが、

ほとんどが1~2日で軽減します。しかし、抜歯後3~4日経過してさらに強い異常な腫れ、強度の開口障害、

嚥下痛(飲み込み時の喉の痛み)、異常な疼痛(激しい痛み)などが洗われた場合には、抜歯後の

細菌感染症が疑われます。この場合には、抗菌剤の継続服用が必要になり、重篤な場合には抗菌剤の

静脈内点滴投与や、排膿のための手術が行われます。

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抜歯する必要のある歯

抜歯ははにとっては最後の手段となります。

近年、むし歯の治療法および歯周病治療法の進歩により、歯を残して噛み合わせに役立てることができる可能性は

増してきましたが、それでも保存することが不可能な歯や、本来、生えるべき場所に萌出しなかった歯など、

歯の存在が障害の原因となる場合は、抜歯が必要となります。

抜歯する必要のある歯は、

①重度のむし歯で、どのような処置を行っても保存することが不可能な歯

②歯根の吸収(歯の根の部分がなくなっていく生理的現象)が著しく、動揺の著しい歯

③歯の根の先端の部分に病巣があり、治療を行っても保存することが不可能と思われる歯

④重度の歯周炎による歯槽骨(歯を支えている骨)の吸収で動揺の著しい歯

⑤歯冠および歯根破折していて修復が困難な歯

⑥隣の健康な歯や歯周組織に障害を及ぼしたり、感染症の原因となる歯

⑦義歯(入れ歯やブリッジ)製作のため抜去を必要とする歯

⑧矯正歯科治療のため抜去を必要とする歯

⑨永久歯の萌出の妨げとなっている乳歯

⑩炎症の原因となった歯で、再発の恐れのあるもの

です。

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