上顎の成長

脳の発達が最も早期に生じる為、頭蓋骨に生じるため、頭蓋骨に付着する上顎骨は下顎骨よりも先に成長を

開始します。

上顎骨に隣接する鼻骨、涙骨、頬骨、篩骨、口蓋骨、頬骨及び鋤骨は互いに塔合していて上顎複合体と

呼ばれています。また上顎複合体は縫合と呼ばれる骨のつなぎ目をもっており、これが上顎の成長におおいに

関与しています。

つまり、上顎の成長は骨と骨の合わさった部位(縫合部:前頭上顎縫合、頬骨側頭縫合、頬骨上顎縫合、

翼突口蓋縫合)における成長と上顎骨表面への骨の添加と、骨内面で骨が吸収することによって

成長していきます。

上顎歯列弓の成長は、大臼歯の萌出時期に上顎結節部の骨添加によって後方への増大が起こり、歯列全体の長さが

長くなります。

また永久歯が生える時期では幅も大きくなります。

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恵比寿歯科クリニック(一般歯科・矯正歯科・審美歯科・矯正歯科・インプラント)

〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-1-10若葉西ビル3階

☎03-5489-5557

日比谷線恵比寿駅 4番出口より徒歩1分

JR恵比寿駅 西口より徒歩3分

東急東横線代官山駅 徒歩9分

土曜・日曜も診療

平日夜20時まで

各種保険適用

1Fにauショップがございます。エレベーターで3Fまでお上り下さい。

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顎の発育と咀嚼

顎は上顎(骨)と下顎(骨)で構成されています。上顎骨は顔の骨(顔面骨)や頭の骨(頭蓋骨)と

結合しているため、動かすことはできませんが、下顎骨は左右の顎の関節(顎関節)を中心に、

靭帯や筋でぶら下げた状態にあります。

一般に”顎を動かす”とは上顎に対する下顎の動きを言い、咀嚼するときや発音するときなど、神経-筋の動きにより、

顎を上下左右に自由に動かすことができます。

顎の発育には、上下顎で成長の仕方や成長の時期が異なります。

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永久歯列の完成と噛み合わせ

永久歯列は第二大臼歯が萌出し、噛み合うことで完成します。

学齢期は、前述したように乳歯列から咬合歯列を経て永久歯列の完成まで、もっとも劇的な変化を

見せる時期ですので、正しい永久歯の噛み合わせになるための最も重要な時期と言えます。

永久歯列の噛み合わせは、顔に個人差があるように噛み合合わせにも個人差が見られます。

これはむし歯による不正咬合を除けば、遺伝的要因の影響を受けるからです。

正しい噛み合わせとは、各個人に適した最良のかみ合わせというものがあります(個性正常咬合)。

というのも、正しい噛み合わせとは形だけを言うものではなく、機能的にも十分に高い能力を発揮できるものでなくては

ならないからです。通常、上下の歯は、一番前と奥の歯を除いて、1歯対2歯の関係で互い違いに噛み合い、下の歯が

半歯分前で噛み合っています。これによって咀嚼するとき、顎が横にスムーズに動きやすいようになっています。

そのためには、①顎の骨が正しい形をして成長すること、②歯の大きさと形が調和していること、③上下の歯が

正しく噛み、かつ隣り合う歯と正しく接触している事、④歯を支えている組織が健康であること、⑤顎を支えている筋肉が

正しく発育し、機能していること、⑥顎関節が正しい形をし、機能していることが必要となります。

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2月の診療日のお知らせ

2月の当院の休診日のご案内となります。 当院の休診日は木曜日・祝日が基本となっておりますが、学会や会議などの都合で変更となることがございます。こちらに毎月の予定表をアップしてまいりますのでご確認ください。

✿予定表はこちら✿

また、新型コロナウイルスの感染が再拡大してきております。

当院では、感染予防対策とし、患者様同士が同一時間帯にならないようご予約をお取りしております。

ご来院の際は、必ずお電話にてご予約をお願い致します。(03-5489-5557)

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第一大臼歯萌出および前歯の交換

日本人のもっとも一般的な永久歯の生える順序としては、下顎の中切歯が6歳頃に最初に生え始め、

次いで下顎第一大臼歯→上顎第一大臼歯→上顎中切歯→下顎側切歯→上顎側切歯の順に生えてきます。

この時期は小さい乳切歯から大きい永久切歯へと交換するため、上下顎歯列は前方と側方へ大きく成長します。

しかし、この成長が不十分な場合は、永久前歯が前後に重なった状態になることもあります。

この歯並びの状態を、不正咬合(噛み合わせの異常)の分類では「叢生」と言います。

また前歯の交換の際に、上顎中切歯が 「八」の字に中央が開いて生えてくることがあります。

この中央の間隙が広い場合を、不正咬合の分類では「正中離開」と言います。

しかし、学歴前半での多くの正中離開は、生理的な歯の萌出(生える)現象であることが多く、

心配することはありません。つまり上顎中切歯は、歯の生える前に骨の中ですでに「八」の字に位置し、

側切歯はそれに平行に、また犬歯は「逆八」の字に位置しています。

ですから上顎中切歯が「八」の字に生えてきても引き続いて側切歯が生えることによって中切歯の遠心面(外側)が押されて

中切歯は、正中線(顔の中央を垂直に走る線)に対して次第に平行となります。

犬歯が生える頃になると、さらに遠心面が押されて左右6本の前歯が正常に並んできます。

小さな乳切歯に代わって大きな永久切歯が生え、しかも「八」の字に生えてくることから、この時期のこの現象を

含めて「みにくいあひるの子の時代」とも言われます。

ただし、過剰歯(通常の数より余分にある歯)や上唇小帯に異常が見られるようなときには、正中離開は自然に

治らないので注意を要します。

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