開咬を治すのは、なかなか厄介なのです。
舌は、自分の意志で動かせる筋肉であり、患者さん自身が舌癖を治そうとする気持ちが大切です。
矯正歯科医や歯科衛生士は、舌癖を治す指導(MFTという)をしたり、舌癖を意識させる装置(ハビットブレーカーという)を使うことにより支援します。
患者さんや保護者の協力があると、その効果はめざましくなります。
✿指しゃぶりが原因の場合
まず、指しゃぶりをやめさせる指導をします。そして、次に指しゃぶりの結果生じた上下前歯のすき間から出る舌癖を訓練します。
指しゃぶりが、4~5歳まで続くと、歯並びがわるくなります。指しゃぶりが6~7歳まで続くと、永久歯が生え変わっても開咬になってしまいます。
✿舌癖が原因になっている場合
舌癖を治す舌の訓練を指導します。具体的には、歯科衛生士が舌の動きを10回前後の訓練を指導します。
この舌の訓練を口腔筋機能療法(MFT)と呼び、舌の機能を正しく、口のまわりの筋肉を調和のとれた状態にしていきます。
MFTは、舌や唇の訓練であり、スポーツジムやウオーキングなどで衰えている筋肉を鍛える運動と同様に飲み込む方の訓練なのです。
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