年齢関係なく誰もがなり得る歯周病!手遅れになる前に

虫歯とはことなり、痛みや自覚症状がほぼなく

進行していく歯周病

手遅れになる前に早めの対策が重要です。

当てはまる項目にチェックをし、歯周病進行度の参考にしてください。

 

□ 歯茎に赤く腫れた部分がある

□ 口臭が気になる

□ 歯茎が下がってきた気がする

□ 歯と歯の間に食べ物がつまりやすい

□ 歯を磨いたあと、歯ブラシに血が付いたり、すすいだ水に血が混ざっている

□ 歯と歯の間の歯茎が丸みをおびている

□ 時々、歯が浮いたような感じやむず痒くなる

□ グラつく歯がある

□ 歯茎から膿のようなものがでたことがある

 

 

 

判定

チェックがない場合

これからも丁寧な歯磨きをこころがけ、3~6か月毎に定期検診を受けましょう

チェックが1~2個の場合

歯周病の可能性があります。まず、歯磨きの仕方から見直しましょう。

かかりつけの歯科医院で、歯周病でないかどうか、歯磨きがしっかりできているかどうか

、確認してもらった方がいいでしょう。

チェックが三個以上の場合

歯周病が進行しているおそれがあります。早めに歯科医院で相談しましょう。


身体の不調。それは日常のある癖のせいかも?

 

仕事中、テレビを見ている時など、日常生活中

上下の歯を “持続的に” 接触させる癖があると、

グッと強い力でかみ締めや食いしばりを行わなくても、

歯と歯が軽く接触している程度でも筋の緊張・疲労が生じます。

 

上下の歯を “持続的に” 接触させる癖のことを

Tooth Contacting Habit”(歯列接触癖)といいます。

 

本来、上下の歯は何もしていない時は接触しておらず

離れており、会話や食事をする際に接触する時間を含めても、

接触しているのは 1日20分程度 が正常だと言われています。

上下の歯の接触時間が長くなると、筋肉の緊張や疲労、

顎関節への負担が増え、顎の疲労感,歯の違和感,口が開きにくいなど、

顎関節症、様々な不定愁訴に関わっている可能性が考えられています。

日中のTCHを軽減させることで夜間の歯軋りも軽減され、

顎関節症や様々な不定愁訴が軽減する可能性が考えられています。

 

TCHがあっても問題が出ないケースも多くあります。
問題が出なければTCHはただの「癖」ですので、特に気にする必要はありません。

 

ただ、顎の疲労感や肩こりなどの不定愁訴にTCHが

影響している可能性がある場合もありますので、

そういった症状に悩まされている時は歯を削ったり

マウスピースを装着したりする前に、

TCHの改善に取り組む価値はあるかと思います。

 


身体の不調。原因は歯ぎしりかも

食事や会話などとは別に、上下の歯を無意識的に噛み合わせることをブラキシズム(歯ぎしり)といいます。起床時や仕事や勉強の後などに顎がだるく感じる方は、気付かぬうちに歯ぎしりをしているかもしれません。

1.グラインディング

いわゆる歯ぎしりのことで、ギリギリと音をたてて、強く歯をこすり合わせる習癖のことをいいます。就寝中に発生することが多く、歯のすり減りが起こりやすいことが特徴です。

2.クレンチング

上下の歯を強く噛みしめる(食いしばる)習癖のことをいいます。音をたてることがないため、他人に指摘を受けることも無いので、症状が出るまで気づきにくいでしょう。

3.タッピング
上下の歯をカチカチと連続的に速く噛み合わせる習癖のことをいいます。

 

症状

歯や人工物が欠ける、外れる。

歯がにぶく痛む。
歯が浮いたように感じる・揺れる
冷たい物がしみる
顎に痛みやだるさを感じる・顎が開きづらいなど

上記の症状に複数該当する方は、受診をお勧めします。このような症状を放っておくと、歯周病が進む原因となることや、頭痛や、肩こり、腰痛など全身に影響することがあります。

歯ぎしりは、噛み合わせの問題か精神的ストレスが大きな原因とされています。
 

 


乳歯が生えてきた!何歳から歯医者に行けばいいの?

子供の歯が虫歯になって歯医者へ行くのは大変です。

歯医者=痛い=きらい!やだ! につながってしまうので

できれば、虫歯予防で歯医者に行くようにしたなら

お子さんも抵抗なくお口のチェックを受けることができます。

 

できれば一歳半くらいから見学やトレーニングのつもりで

いらっしゃっていただけると良いです。

 

六か月半くらいから乳歯が生え始めますので

食後に水や麦茶を飲ませたり、濡れたガーゼなどで歯の表面を

拭いてあげましょう。(麦茶には菌の増殖を防ぐ作用があります)

 

赤ちゃんの口元は敏感でその中を触られるのは嫌がりますので

乳歯が生える前からお口に触れられることに慣れてもらうために

お顔のほほあたりをスキンシップとして

こちょこちょマッサージするのも良いです。

 

一歳半から三歳ころは乳歯が順番に生えてきます。

定期的に歯医者に通う習慣をつけてきましょう。

食後にはお子さん自身で歯磨きをする習慣をつけてあげてください。

 

歯磨き楽しいと感じられる雰囲気作りが大切です。

歌をうたいながら、おしゃべりしながらでも良いです

歯磨きは親子のスキンシップとしてのツールです。

磨いた後、磨いている時はたくさんほめてあげてください。

決まった時間におこなうことで歯磨きの時間を認識させ

慣れる近道になります。

 

!!歯磨きの基本!!

  1. 歯ブラシの持ち方はえんぴつ持ちで、ブラッシング圧は150g前後。
  2. 乳歯は永久歯とはちがい、やわらかいので、やわらかい子供用歯ブラシで優しく磨いてあげてください。
  3. 上唇と上の前歯の上をつなげている小帯に、歯ブラシが当たると痛いので人差し指でおさえて、保護しながら磨いてください。
  4. お子さん自身で歯磨きをするときは、絶対に目を離さないでください。

 

赤ちゃんのお口の中には虫歯菌はいません。

親から子へのキス、口移しなどで感染します。

同じスプーンを使わないようにしたり、

同じコップで飲み物をのんだり等

間接的な行為も気を付けなければなりません。

まわりの大人がお口の中をキレイにしておくこともすごく大事です

虫歯も歯周病も菌による感染症ですので

大人がお口のケアをして虫歯菌や歯周病菌を

減らしておくことが何よりも重要です。

 

虫歯予防の歯医者でおこなうフッ素塗布は

ぐちゅぐちゅうがいができるようになってからおこないます。

それまではお家で仕上げ磨きの時に、

子ども用歯みがきジェルを使うと良いです。

誤飲しても安全な量の虫歯予防フッ素が配合され、

味もいろんな味が出ていますので

習慣つけるきっかけにもなります。


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